病理学は病気の成因を研究する学問として発展してきました。そのため過去には、生化学、生理学も含まれていましたし、最近では生物学の進歩により、分子生物学も含まれています。
一方、病理診断学と呼ばれる疾病の質や広がりについての顕微鏡レベルでの確定診断を下す臨床的な側面も有しています。病理学の進歩ため、人体病理、実験病理を両輪として進展する必要があります。
そのため、病理学教室は、基礎と臨床の両方の側面を求められ、同時にその橋渡しも求められています。
久留米大学医学部病理学講座(旧2病理)は、病理医を目指す専門研修医、医学博士号の学位取得を目指す医師、病理の研鑽を積むために一定期間、病理研修・研究を行う方を歓迎いたします。
久留米大学医学部病理学講座のウェブサイト:http://pathology2.kurume-univ.jp には、以下のような情報が提供されています。
1,教育プログラム: 病理学講座では、学部生や大学院生に対して病理学の基礎から応用まで幅広い知識を提供しています。病理学の基礎的な概念から、疾患の分類や病変の形態学的評価方法、組織学的診断の手法まで、多岐にわたるカリキュラムが組まれています。
2,研究内容: 病理学講座では、さまざまな研究プロジェクトが進行しています。疾患の発症機序や進行メカニズム、予後因子の解明や、新たな病理学的診断手法や治療法の開発など、幅広いテーマについて研究が行われています。
3,スタッフ紹介: 病理学講座に所属する教員や研究者のプロフィールが掲載されています。それぞれの専門分野や研究業績についての情報が提供されており、講座の研究活動の質と幅を示しています。