久留米大学のダイバーシティ事業は、平成26年に大学病院の正式な委員会として「男女共同参画事業推進委員会」が創設されたことに始まります。
令和2年度の文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)選定をきっかけに、大学内にダイバーシティ・インクルージョン(DI)推進室が設置され、全学での取り組みに発展しています。
2023年11月には国立研究法人科学技術振興機構(JST)による中間評価を受け、久留米大学のダイバーシティ事業「KGプロジェクト」は、最高評価のS評価を受けました。特に良い評価を得たのは、女性研究者の上位職への登用が所期の目標を大きく上回っていること、取り組みの成果が上がっていること、ワーキンググループを主体とした事業の実施体制が機能していること、の3点です。
公式サイト: https://d-inclusion.kurume-univ.jp では、ダイバーシティ・インクルージョン推進室の活動や方針について詳細な情報が提供されています。ウェブサイトを通じて、推進室が取り組む領域やプログラム、イベントなどの情報を確認することができます。
また、推進室は、学生や教職員に対してダイバーシティとインクルージョンに関する教育・研修プログラムを提供しています。これにより、大学内の意識の変革や知識の向上を促し、多様性と包摂を推進する文化を育むことを目指しています。